『カステラは、和菓子です』
当たり前でしょ、と思われた方は、すばらしい! ほとんどの方は、へー、という感じではないでしょうか?
今記事では、そんなカステラの雑学について、ぺちゃくちゃおしゃべりしたいと思います。
この記事を読むことで、
1.カステラの語源は?
2.カステラは和菓子って本当?
3.カステラのおいしい作り方
というカステラとは? がわかります。
「カステラ」の語源については、諸説ありますが、当店が考えるのは、こちらです。日本とポルトガルの交流がはじまってから数年後。スペイン生まれのフランシスコ・ザビエルさんがやってきて、カステラををはじめ、ボーロやコンペイトウというお菓子や楽器を持ってきたようです。
語源由来辞典ではこのように記されています。
カステラの原型となる食べ物は、室町末期にポルトガル人によって長崎に伝えられた。日本に伝わった頃は、カステラに「加須底羅」や「家主貞良」などの漢字が使われ、「かすていら」と呼ばれていた。
カステラの語源は、ポルトガル語「pao de Castelra(パオ・デ・カスティーリャ)」である。
「パオ・デ・カスティーリャ」とは、スペインのカスティーリャ地方のパンの意味で、カスティーリャ地方とは、イベリア半島の中央部に位置する標高600~700mの高原地帯。カスティーリャの地名は、ラテン語で城を意味する「castellum」の複数形「castella」が由来で、城塞の多い地方という意味である。出典:語源由来辞典
カステラの老舗「福砂屋」さんでは、「Bolo de Castella(ボロ・デ・カステラ)」を「これはカステラ王国のお菓子だ」と答えたポルトガルの質問に「これは、『カステラ』というお菓子だ」と聞き、語源になったとされています。
いずれにしろ、カスティーリャ地方から伝わってきたお菓子ではあるのですね。
さてでは、100%外来菓子なのに、なぜ、和菓子なのでしょうか? 次で説明します。
カステラは、和菓子です!
と伝えいるのがこちら「山田ガーデンファーム」さんの記事です。明治時代より前か後ろで判断基準が異なるそうで、こちらに詳しくかかれていますので、よろしければぜひご一読ください。
「カステラは実は和菓子?カステラの歴史と半熟カステラのレシピをご紹介します」
カステラを一言で説明すると、「ケーキのスポンジ部分」なんですよね。そのために洋菓子というイメージをされている方も多いのだと感じます。弊社でもそんなユーザー目線で洋菓子のイメージを崩さないように、ふんわりカステラをご提供しております。
このように、カステラは、洋菓子みたいな和菓子なのですが、「カステラは、どちらともいえない」という記事を発見しました。
ということで、あなた次第なのかもしれません(笑)
さて、最後においしいカステラの作り方です!
当店もそうですが、はちみつと牛乳がポイントです! ぜひ試してみてくださいね。
以上、カステラ座談会でした。黒船さんは、いろんな文化を運んでくれたのですね~。