みなさま、こんにちは。今回は、いつもの実食レビューをお休みして、よく聞かれる質問についてお答えしたいと思います。
カステラとスポンジケーキの違いについて、4つに分けてご紹介します。
まず一つ目は、材料の違いです。カステラは卵、砂糖、薄力粉、および時には蜂蜜やみりんが主な材料です。一方、スポンジケーキは卵、砂糖、薄力粉、およびバターが一般的な材料です。スポンジケーキにはバターが含まれるため、より豊かな風味としっとりとした食感が特徴です。そして時には牛乳やバニラエッセンスなどが含まれます。
以上、バターや油を使うのがスポンジケーキで使わないのがカステラです。
続いては、作り方です。カステラは、卵をしっかりと泡立ててから砂糖を加え、その後にふるった薄力粉を加えて混ぜ、低温で長時間焼くことで作られます。バターや油を使用せずに、卵の泡立てによって軽くてもちもちとした食感を実現します。
一方、スポンジケーキは、卵を泡立てた後、砂糖と薄力粉を加えるところまでは一緒ですが、最後に溶かしたバターや油を加えて作ります。高温で比較的短時間焼くことで作られます。バターや油の使用によって、しっとりとした食感が特徴です。
工程はほとんど一緒なのですよね。
次に食感ですが、カステラは、もちもちとした食感があり、しっとりとした口当たりです。空気をたくさん含んでいるため、軽やかで柔らかい食感があります。
一方、スポンジケーキは、軽くふわっとした食感があります。スポンジ状の組織が特徴で、しっとりとしていても柔らかい食感です。
Kokiのカステラには牛乳を使用して、作り方にこだわってふわふわさせています。
最期に、カステラの文化について軽くご紹介しておきたいと思います。
カステラは、ポルトガル船が種子島に漂着してから日本で広がりました。これが日本初の洋菓子であり、その後スポンジケーキなどへ発展したそうです。
ちなみにこのカステラを試行錯誤して作ったのがショートケーキであり、日本生まれという説もあります。作った人はすばらしですね~!
以上今回は、カステラとスポンジケーキについてご紹介しました。
カステラとスポンジケーキの材料の大きな違いは、油とバター。低温でじっくり焼くカステラと違いスポンジケーキは高温で短時間で作るということをご紹介いたしました。
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